更級日記紀行
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2003.05.23公開
2004.08.07改造
2004.09.01
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(菅原孝子、東海道を京へ上る)

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 このページはインテリア・グリーンの店、ポトスが提供する平安時代の日本を紹介する歴史紀行です。その時代を平凡ながらも真剣に生きた更級日記の作者、菅原孝標の娘を語り手に千年前の日本に皆さんをお誘いします。更級日記紀行、第一部は作者が上総の国府(千葉県市原市)から京に上る東海道の旅です。

 とんでもない昔話のようですが千年の昔でも日本はやはり日本です。そこに生きた人々の苦労や悩み、喜びや悲しみは現代の私達の話ではないかと思うくらいです。反面とてつもなく変ってしまったものがあります。ひとつは自然環境です。つい百年前でも日本は緑なす国と言われていましたが、千年前にはさらに深い深い緑に覆われた国でありました。そこでは人間の営みなど大自然の前のほんの小さな点景に過ぎなかったのです。ところが今の日本はどうでしょう。ありのままの自然を見い出すことはほとんど不可能になってしまいました。また一つ大きく変わったものは死生観です。現代は医学、経済の発展により人々は死の恐怖から解き放たれ、安定した人生を享受しています。しかし千年前には明日何が起こるかわからない「無常」の闇が広がっていました。天皇、貴族といえども、病気にかかったりちょっと大きなケガをすれば即、死が待っていたのです。庶民であれば常に餓死の危険にもさらされていました。更級日記の作者も多くの悲しい別れをしています。

 千年前の日本、そこに生きた人々の生き様は、”しあわせボケ”した私達に何かを訴えかけて来ないでしょうか?これから更級日記の作者とともに古代東海道をたどりながら、大きく変ってしまった国土、変らぬ人の心について考えて行きたいと思います。
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 ★2006年4月のトピック「菅原孝標家

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2009.6.16
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